緑内障 失明

発症したら冷静に確認!一口には言えない緑内障の失明率を解説します

繊細な器官である眼の病気についてはできるだけ避けたいとお考えの方も多いことでしょう。視覚に関わる大事な器官であるだけに、病気になると視覚そのものにも影響が及びかねません。

そのような代表例というと、緑内障があげられます。すでに緑内障を発症しており、なんらかの対応を取っている方も多いのではないでしょうか。

この緑内障、なんと失明にもいたる可能性がある病気です。主な症状は視野の狭窄です。じわじわと視野が狭まっていき、放っておけば視野が完全に失われ、失明にいたるという症状です。

自覚症状に乏しい病気であることから、中にはまったく別の用事で訪れた病院で発覚するケースもあります。そこでこの病気のことを初めて知った方の中には、失明の可能性を聞かされて気が遠くなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。失明に対して恐怖感があったとしても、なんらおかしくありません。

ですが、まずは落ち着きましょう。自分の体に起きている異変を知ることも大切ですが、いたずらに恐怖心を募らせることはストレスを生じさせ、ますます病気を悪化させることにつながります。緑内障による失明について、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。

緑内障で失明にいたる可能性とはどのくらいのものなのでしょうか。まずはきちんと現実を見据えておく必要があります。

緑内障は症状を放置していたり、治療を受けなかったり、乱れた生活をしていたりすると悪化する可能性があります。症状が緩やかに進行していき、気付いたときは失明にかなり近いところにいたということもあるでしょう。日本人の途中失明の原因の中で、緑内障による失明は上位に位置します。それほど多くの方が緑内障によって失明にいたっているという現実は理解しておきましょう。

ですが、これはまったく何の対策も講じなかった場合だとご理解ください。緑内障になれば、何をどうしようとも絶対に失明してしまうということはありません。

緑内障による失明に恐怖感が持たれやすい理由として、完治ができないことがあります。一度緑内障になってしまうと、進行を止めることができないのです。

ただ、進行を遅くすることは可能です。現代の医学で提供されている治療を受ければ、完治は難しくとも、視野を保つことだけならば十分な効果が期待できます。緑内障の治療を欠かさず行うことで、数十年に渡って視野を保ち続けている例も存在します。

ところが、このようなアプローチで緑内障に対応するとなると、「治療を開始した時点で残っている視野の残量」が重要になることがお分かりいただけるでしょうか。

緑内障の進行を遅くできるといっても、止めることができるわけではありません。したがって、かなり初期の段階から治療を開始できれば、生涯に渡って視野を保てるだけの残量があるため、治療によって生涯失明を避けられる可能性があります。

これが、すでに半分以上の視野を失った時点から治療を開始した場合はどうなるのでしょう。この場合、たとえ治療を受け続けても、生涯失明を避けられると言えるかどうか、治療と体質の相性にかかってくる部分が大きくなります。うまくいけば失明を避けられるかもしれませんが、失明の時期を先延ばしにするだけの結果に終わる可能性もあります。

このように、緑内障の失明率には、治療を開始するタイミングが大きく関わります。初期段階から治療を開始できれば、失明率を大きく下げることは十分可能です。そして、治療を開始するタイミングが遅れるほど、失明率も高くなるということになるでしょう。

したがって、自分の症状の段階を確認し、冷静に対応するようにしてください。

緑内障に重要な眼底検査、知っておきたい基礎知識はコレだ!

緑内障という病気は、ある日、ひょんなきっかけで判明することが少なくありません。視力検査などで眼科にかかり、そこで偶然発覚することも多いのです。

そのようにして緑内障が発覚される方の9割以上は何の自覚症状も持たない方であると言われます。緑内障の症状からいって、自覚症状が出れば深刻な異変が起きているとすぐにわかるからです。

緑内障という病気の症状は視野に影響を及ぼすものです。視野がだんだん狭くなっていく病気なのです。病気の進行速度自体が遅いことや症状自体が自覚しにくいことから、はっきりと視野の異変を感じられるまでになってしまうと、緑内障としては末期症状であると言われます。

さらに、緑内障にはまだ治療の術がありません。病院などで受けられる「治療」とは緑内障の進行速度を遅くする措置になります。根本的に緑内障を治しているわけでもなければ、失われた視野の再生措置を施しているわけでもないのです。

したがって、緑内障にかかっても視野を保つためには、初期に発覚して、それから病気の進行を遅らせる措置を取り続けるのが次善策と言わざるをえません。ですから、まったく自覚症状もなく、生活に不自由もしていないが「緑内障である」との診断が下されてしまったという方は、むしろ幸運な部類だと言えるでしょう。自覚症状や生活への支障が現れてからでは遅いのです。

そのため、医師から緑内障であるとの診断が下された以上は素直に緑内障への対応を取るのがよいのですが、中にはやはり納得しかねるという方もいらっしゃるでしょう。まったく自覚症状もないのにこれからずっと緑内障の治療を続けなくてはならないことに、多少の抵抗感があったとしても無理はありません。

ただ、緑内障は自分で確認することの難しい病気であるのは間違いありません。医師が専門的な検査によって診断を下したのであれば、その診断にはある程度耳を傾けていただきたいと思います。

医師がいったいどのような検査を行なって緑内障の診断を下しているのか、緑内障の検査として重要である眼底検査について少しご紹介しておきましょう。

これは、瞳孔の奥にある「眼底」を調べる検査になります。この検査によって、眼底にある血管や網膜、視神経を直接観察することができます。緑内障である場合、「視神経」において独特の状態が確認できます。そのような状態が確認できれば、緑内障の疑いがあると判断できるのです。

緑内障を調べる検査はこれ一つではありません。一連の検査の中で、この検査がどういう意味合いを持っているのでしょうか。

緑内障が説明されるもっとも一般的な図式は、眼圧の上昇と視神経の圧迫です。眼圧が高くなることで視神経への圧力が強まり、これによって視神経が壊れることで視野が減ってしまうということです。このような説明をされた方も多いのではないでしょうか。

ですが、中には眼圧が高くないのに緑内障の症状が出ているケースがあります。正常眼圧緑内障と呼ばれます。このようなケースも決して少なくないため、眼圧と視野の検査だけを行なえば緑内障と診断できるわけではないのです。

もし眼圧が平均値程度で、視野には欠損があり、眼底検査で緑内障の特徴が確認できた場合、正常眼圧緑内障であるという可能性を考慮することができるわけです。

このように、眼底検査を行うことで緑内障の可能性を見落とさずに済みます。ただし、眼底検査も万能ではありません。緑内障の特徴と似た特徴を持つ別の症状もあるからです。したがって、医師は考えられる可能性ごとに検査を用い、それらの結果を総合的に見て診断を下している場合がほとんどです。

緑内障患者必見!カフェインが症状に及ぼす影響とオススメの取り方!

緑内障を患っている方からよく寄せられる質問として「緑内障になるとカフェインはNGなの?」というものがあります。

カフェインといえば、多くの方から好まれているコーヒーや紅茶に含まれている物質ですね。このカフェインを個別に気にしなくてはならない緑内障という病気から、簡単にご説明しましょう。

緑内障とは、眼に関わる病気です。眼の病気というと高齢者に多いイメージがあるかもしれませんが、これは若年層でも発症する可能性が十分にあります。症状は視野の減退であり、最終的には失明にいたる可能性もあります。

重大な結果をもたらすこともある病気ですから、是非覚えておいてください。

この緑内障になると、なぜカフェイン摂取が気にされるようになるのか、理由は眼圧との関係があります。

緑内障のメカニズムは、実はまだまだ未解明な部分があり、原因が完全に突き止められたわけではありません。ですが、もっとも一般的な理由として眼圧との関係があると言われています。眼圧が高くなりすぎることによって視神経を圧迫し、これによって視神経が壊死。その結果が視野の減退ということです。

この図式ですべての緑内障が説明できるわけではありませんが、眼圧が視神経を圧迫するという要素は多くの場合に該当します。したがって、治療は眼圧を下げ、視神経への圧力を弱めることによって視神経の壊死を防ぐという方針が一般的です。

緑内障はその他の生活習慣病のように完治が難しいですから、長期間に渡っての辛抱強い治療が必要になります。ただ、緑内障は生活習慣病と比べると、生活の制限が少ない病気ではあります。

ですが、まったく生活の制限がないわけではありません。たとえ医者からの指摘がなかったとしても、眼圧を下げている治療を受けている最中に、眼圧を上げてしまうような行為は避けたいところですよね。だからこそ「カフェインは摂ってもよいのか?」という声がよく寄せられることになるのです。

カフェインが含まれている飲料は社会の中でよく見られます。このカフェイン、実は体内に与える影響が比較的大きく、場合によっては有毒性もあることをご存じでしょうか。

カフェインに対する理解の相場は「眠気覚ましにピッタリ!」というものでしょうか。集中力をアップさせるということで、好意的に受け止めている方が多いと思います。

しかしカフェインの作用はそれだけではなく、中毒性や強い利尿作用、そして血圧や眼圧を上げる作用などもあります。むろん適正範囲での摂取ならば問題はありませんが、度を超すとカフェインも毒性のほうが目につくようになっていきます。

では、緑内障患者がカフェインを摂取することは控えるべきなのでしょうか。

一概には言えませんが、避けられるのであれば避けたほうがよいということになるでしょう。カフェインによる体内での影響は個人差があるものの、眼圧への影響も考えられますから、摂らないに越したことはありません。

ですが、コーヒーや紅茶が好きで、それを我慢することに多大なストレスを感じる方であれば、無理な制限をする必要はありません。無理に制限をしてストレスを感じてしまうと、カフェインを控えた効果を上回る悪影響が懸念されます。ただ、あまりに極端な取り方をしている場合、それからは少しずつ脱却していくほうがよいでしょう。

どうしてもそれらのものが飲みたい場合、カフェイン含有量の少なくなっている深煎り豆で出したコーヒーや、そもそもカフェインの入っていないコーヒーなどの利用がオススメです。商品知識を高めれば、カフェインを摂らずに既存の飲料を楽しめる可能性もあります。気になる方は調べてみてください。

詳しい原因がわからない視野減退病、予防の方法と可能性を大公開!

緑内障で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

これは眼の病気の一種であり、症状は「視野が失われていくこと」です。視野が失われると、もう二度とその視野を蘇らせることはできません。ちなみに、緑内障は緩やかにではあっても進行していきますから、視野はじわじわと狭まり、最終的には失明にいたる可能性があります。症状を戻すことができないこととあわせて考えれば、非常に困った病気ですね。

ご存じなかった方には是非知っていただきたいことがあります。緑内障は特殊な人だけがなる病気ではありません。日本人にも数多くの患者さんがいらっしゃり、潜在患者数を含めればさらに患者数ははね上がると言われています。症状が自覚しづらいため、自分が緑内障であることに気づいていらっしゃらない方も多いのです。

治療法がないため、対応は進行を食い止める方法が主流です。とにかく、症状の進行を予防することが肝心なわけです。

視力は生活になくてはならないものになっていることも多いですから、とにかく緑内障になることは避けたいとお考えの方も多いでしょう。治せないのなら、予防を重視せざるを得ません。緑内障を予防するには、どうすればよいのでしょうか。

まず確実に言えることは、緑内障へとつながる危険性がある他の病気になったときは、注意して対応するということです。緑内障には、他の病気によって引き起こされる「続発緑内障」と呼ばれるものがあります。これは比較的原因がハッキリしていますので、先回りして対応していきましょう。

続発緑内障を引き起こす病気の代表例と言うと、「糖尿病」、「白内障」などがあります。これらの病気は、その病気が進行したときの症状が緑内障の原因を作り出すことがわかっています。これらの病気になったらできるだけ症状を進行させないように注意し、症状が進行したのであれば、緑内障が併発していないか定期的に検査を受けると良いでしょう。発見が早ければ、それだけ症状も軽くてすみます。

では続発ではない緑内障、すなわち、何らかの原因によって発症する単独の緑内障を予防するにはどうすればよいのでしょうか?

これについて、緑内障をうまく予防する有効な手立てはあまり見つかっていません。緑内障の治療法がないのは、病気の仕組み自体がまだ解明途中だからという事情も大きいのです。病気の仕組みが分からない状態では、予防に有効な方法も立てられません。

また、緑内障には遺伝との関係も指摘されています。親や祖父母など、上の親族に緑内障患者が複数人いる場合、緑内障を比較的発症しやすいと言われています。何らかの体質が関係していると予想されています。

単独の緑内障の発症はこのような事情となっていますから、どれだけ注意しても100%予防することは不可能であることを先に理解しておきましょう。

しかし、予防のためにできることが皆無だと言っているわけではありません。明確な因果関係を指摘されている要因があるわけではありませんが、生活習慣の工夫によって緑内障のリスクを下げられる可能性は十分に考えられます。

緑内障を予防するためには、体全般にとって良い生活を心がけることです。重い肉体疲労や精神的ストレスはないほうがよいでしょう。できるだけ生活リズムを整え、腹八分の食事を心がけてください。

このような生活を心がけていれば、緑内障の原因となっている要因の抑制が期待できます。眼という器官も、視覚という感覚も、どちらも肉体の質に関わる問題です。肉体の質を総じて良好に保てば、原因不明の病にかかることもそうありません。安心して生活してください。

緑内障患者は絶対に確認しておきたい、症状と寝不足の重大な関係

ずっと健康でいたいと願っている方が大半ではないでしょうか。病気はつらく、苦しいものです。できれば避けたいところですよね。

病気とはいっても、熱が出たり鼻水が止まらなかったりといった症状ばかりを指すわけではありません。病気の中には、なんと次第に目が見えなくなっていくものがあることをご存じでしょうか。

それは緑内障と呼ばれます。眼圧が視神経を圧迫・破壊することで、次第に視野が狭くなっていくのです。視神経が完全に破壊されてしまえば、視野が完全に失われる、つまり失明にいたるわけです。

症状を知ると、ほとんどの方にとって無視できない病気であると思いますが、明快な治療法がない病気でもあります。風邪薬のようなわかりやすいものもなく、生涯に渡って眼圧を下げる処置を続けることで視野を保ちます。

緑内障になることによって他にひどい症状が現れることはあまりありませんから、緑内障治療以外の部分ではこれまで通りに生活することができます。これが緑内障のよいところでもありますが、同時に落とし穴にもなる点です。

体全体にとってよいリズムとは言えない生活をされている方が、緑内障になった後もそのままのリズムで生活していると、症状を悪化させることがあるのです。緑内障を患っている方は、寝不足が症状にもたらす影響について、きちんと理解しておきましょう。

緑内障は比較的生活習慣との関連が薄い病気であるとは言われます。ところが、寝不足は緑内障を悪化させる原因となることが指摘されています。

そもそも睡眠不足は体全体の調子を狂わせやすく、体調不良の温床と言っても過言ではないほどです。体が持っている生理的なリズムや体調を整える機能がうまく働かなくなり、体調が乱れやすくなるのです。

緑内障になってからもこのような状態が基本となっていると、緑内障を悪化させるリスクが高まります。そもそも緑内障は治療法がないため、悪化させないことが何よりも優先です。そのような中、健康な人でも調子を崩しかねない状態を維持していると、緑内障の進行速度が速まる恐れがあります。

緑内障の一つの原因と考えられている眼圧ですが、これも生理機能の一つですから、機械のように常に一定を保っているわけではありません。ですから、寝不足によって生理機能不全になると、眼圧も本来の望ましい状態を維持することができず、視神経を圧迫する数値に達することもありえるのです。

また、緑内障の原因は眼圧以外にも考えられると指摘する声も多数あります。寝不足によって体全体の調子を落としていると、緑内障のリスクが高まるということを覚えておきましょう。

なお、緑内障と寝不足の関係は、すでに発症している症状を悪化させることばかりではありません。寝不足が緑内障発症の引き金になると指摘する声もあります。健常者にとっても極端に少ない睡眠時間で活動することは望ましいことではありません。徹夜なども、仕事の都合などでどうしてもやむをえないとき以外は極力避けてください。

睡眠は人間にとってなくてはならないものです。何かと人間本来の自然な姿が否定されがちな世の中となっていますが、できる限り睡眠を取りましょう。どうしても時間が取れない方は、昼間にほんの5分横になるだけでも違います。このような工夫をすることによって、可能な限り睡眠時間を確保していってください。

緑内障は両目ともなるのか?気になる一般的症例を紹介します!

脳や神経に何の異常も見られないにも関わらず、視野が失われていく病気のことを緑内障と呼びます。

視野が失われるということを感覚的に理解することは難しいかもしれませんが、見える範囲が次第に狭まっていくとイメージしてください。症状が進行すればするほど見える範囲は狭くなっていき、最終的には失明にいたる可能性もある病気です。

症状の進行モデルを考えれば、誰にとっても見過ごすことのできない重篤な病気に思えますが、厄介なことに自覚症状が薄い病気でもあります。たまたま眼科を受診して発覚したというケースも少なくありません。

まったく生活上の不自由がないにも関わらず病院で緑内障との診断がされると、気落ちしてしまう方も少なくありません。緑内障は治療法が確立されておらず、生涯に渡って対処療法を続けるのが一般的であるからです。

だからこそ、もし視野の欠損が確認されたのが片目だけであった場合、まだ片目だけで済んだのは不幸中の幸いと感じられたとしても無理はありません。生涯に渡る眼のケアも片目だけなら負担も半分で済みますよね。

ですが残念なことに、緑内障と呼ばれる病気一般についていうと、緑内障が確認された場合のケアは両目合わせて計画されることがほとんどです。なぜなら、緑内障は基本的に片目だけに現れるということが少ない病気だからです。

緑内障の治療法が確立されていないのは、技術的な問題ではありません。どちらかというと、緑内障のメカニズムが解明されていないことが大きいと言えます。

一般的な相場で言うと「緑内障は眼圧が強すぎて視神経を圧迫。これが視神経を壊死させ、視野が失われる」という図式で語られることが多いのです。これも間違ってはいないものの、日本人の緑内障には特にこの図式に当てはまらないものが多いのです。

そのため、緑内障への対応はどうしても対処療法的な予防治療に傾きがちです。症状が進行してからどうするかではなく、症状を進行させないことに重きが置かれるわけです。

緑内障がどうして両目に現れるのかは、やはり同じ体内環境にあるからという部分が大きいでしょう。眼圧が緑内障のすべてを決めるわけではないものの、眼圧が一定の原因になっていることは確かです。同じ体内にある以上、両目ともに似たような眼圧になる可能性は高いといえます。そうなると、その眼圧で片目が緑内障になったのなら、もう片方の眼もそうなると考えられます。

他にも原因はあるでしょうが、経験則的に両目ともに症状が現れることが多いということはわかっています。緑内障によって片目にだけひどい視野の欠損があるが、もう片方の眼は正常ということはあまり聞かれないのです。

もし仮に片目にだけ緑内障の傾向が出ており、もう片方の眼にはそれが出ていないとなると、症状が初期であるため、両目ともに欠損が見られない状態にあると考えられます。そのため、時間経過によって両目ともに緑内障の傾向が現れる可能性があるのです。

そのようなケースが一般的であり、なおかつ緑内障は一度症状が進むと治すことができないことから、まだ症状が出ていないもう片方の眼についても配慮され、早いうちから対策が講じられることが多いのです。仮に現在の症状は片目だけであったとしても、できれば両目ともにケアをすることを考えていくほうがよいでしょう。

ちなみに、片目にだけ緑内障が現れるケースも、まったくないわけではありません。眼の怪我などの影響で緑内障と同等の症状が現れているケースです。緑内障の直接的な原因である怪我が片目にしかないのであれば、片目だけ緑内障となるわけです。

他の病気・ケガから起こる続発緑内障!引き金となる5つの原因!

緩やかに目が見えなくなっていく……。そんな病気があるのをご存じでしょうか。

緑内障という眼の病気です。その症状から、まるで○万人に1人しかかからない難病であるかのように感じられますが、実は非常に身近な病気です。潜在患者数まで含めるとかなりの数に上り、日本人の40人に1人は緑内障ではないかと言われています。

この緑内障ですが、健康に関して特に問題のない方が緑内障を単独で発症するというケースもあるものの、別の病気やケガから緑内障へと発展してしまうケースもあります。そのような緑内障を、続発緑内障といいます。

ただでさえ健康を害しているのに、その上追加で緑内障を発して眼に不安を抱えるというのもおもしろくない話です。緑内障へとつながりかねない病気・ケガについてはきちんと理解しておき、該当するものにあえば速やかに治療しましょう。

続発緑内障が起きる可能性がある5つの症状をご紹介します。

1 白内障

緑内障と字が似ていますが、まったく別の眼の症状です。白内障は主に高齢者の方がなるもので、はっきりと物が見えなくなるというのが主な症状です。治療には手術などを選ぶことができます。

白内障が進行すると水晶体の肥大化を招き、眼圧を上昇させます。これが視神経を圧迫するようになり、緑内障へとつながるのです。高齢者に緑内障と白内障を両方持っている方が多い原因の一つです。

2 糖尿病

生活習慣病の代表ともいえる病気ですね。以前は高齢者の方に多い病気だったものの、生活習慣が極端に乱れていると若年層でもかかることがあります。血液がドロドロになるのが症状の特徴です。

糖尿病となってしまうと、ドロドロ血液によって眼球の血管も詰まりがちとなり、出血をともなうこともあります。この出血が眼圧を上昇させ、緑内障へとつながることがあります。

3 治療にステロイド薬を使う病気

病気よりも、その病気で使われる薬によって緑内障へとつながる可能性もあります。ステロイド薬の使用は、緑内障にとって重要である眼圧を上昇させる作用があることがわかっています。

ステロイド薬はアレルギー反応を抑えるために使用されることが多いのです。そのため、これを使用する代表的な病気というと、アトピー性皮膚炎などでしょうか。他にも、ステロイド薬をよく使う病気はすべて該当します。

治療によってステロイド薬を長期間に渡って使用していると、副作用によって眼圧が上昇し、やがて視神経を圧迫するようになり、緑内障へとつながっていきます。

4 眼の病気全般

眼というのは非常にデリケートな器官です。一見すると緑内障とは特に関係のないような眼の病気によって、やがて緑内障が起こることがあります。

緑内障が起こるメカニズムというのは、実はまだよくわかっていない部分があります。眼圧が上昇して視神経を圧迫し、その結果視野が失われるというのは症状の一例にすぎません。眼圧には何の問題もないのに視野が失われていくケースもあります。

そのため、一体何が緑内障の呼び水となるか明確にはわかりませんが、同じ眼という器官で起きた異常は比較的緑内障を呼び込みやすいと考えられます。

5 物理的怪我

キャッチボールなどをしていて取り損なったボールが眼に当たるなど、毎日生活していると眼を怪我することもありえます。

硬いものが眼に当たるなどした怪我の場合、一見すると特に異常はないように思えたとしても、眼の構造自体にダメージが及んでいることがあります。強い衝撃によって内部の構造が歪み、本来の機能を果たせなくなっていることがあるのです。

本来の機能が果たせないことによって眼圧が上昇し、緑内障となることがあります。

激しい症状もある緑内障の発作!知っておくべき症状と対処法!

日本でも患者数の多い緑内障。少しずつ視野が失われていくというこの眼の病気には多くの方が頭を悩ませていらっしゃることでしょう。治療を受け続ければ視野を保ち続けることもできるとはされているものの、失明への懸念を拭いきれない方もやはり少なくありません。

さて、この緑内障の症状というと、どういうものがあるかをご存じでしょうか。

主だった症状と言えば、先にも述べた「少しずつ視野が失われていく」というものです。主には眼圧が視神経を圧迫することが原因であると考えられています。ただし、症状の進行は比較的緩やかであり、一般的な緑内障であれば短期間で失明にいたるケースはほとんどありません。

症状自体も視野が狭まるという非常に自覚がしにくいものであることから、自分が本当に緑内障なのか確信のないままに治療を続けている方もいらっしゃるでしょうか(笑)。症状が自覚できるようになってからの対策よりも、そうなるまでの予防策に力を入れられることが多いのが緑内障の特徴です。そのため、症状も治療も、わりと静的なものになりがちです。

ところが、緑内障にもまれに「発作」ともいうべき症状があります。このことは是非覚えておいていただきたく思います。

実は緑内障にも何種類かのタイプがあり、一般的に「緑内障」と言われるときのものはほとんど上記のような状態を指すのですが、唯一緑内障にも激しい症状と速やかな治療を要するものがあります。

それが「急性緑内障」などと呼ばれる症状です。

これは一般的な緑内障などと違い、非常に激しい症状が現れます。頭痛や吐き気など、複数の症状が現れることもあります。これらの点から、視野の欠損以外にはこれといった症状もない一般的な緑内障と一線を画するものです。

病名に「急性」とついているだけに、非常に緊急性の高い症状になります。これまたその他の緑内障と違い、こちらのタイプの症状では速やかに適切な処置を受けないと、短期間で失明にいたる危険があるのです。

これらの症状が起きる前には、何かそれらしい徴候があるとも限りません。ある日突然、これらの激しい症状に襲われ、なおかつ短時間の間に必要な処置を受けなくては失明にいたる危険すらあるという、非常に緊急性を求められる緑内障です。静的な傾向の強い緑内障の中では、唯一といってもよいほど動的な状況となりやすい症状です。

症状自体の激しさからあまり嬉しくない病気ではありますが、一つだけ良い点と言えば、その症状の激しさゆえに多くの方が病院を速やかに受診されるということです。結果的にこれによって必要な処置を受けられ、失明を免れる方が多いでしょう。

一般的な緑内障の場合、症状自体は静かなものですから、一度診断がおりて治療を開始しさえすれば問題はないものの、そもそも自分が緑内障を発症していることに気づかない方も少なくありません。別の用事で眼科などを受診される方であればなんらかのきっかけで判明することもありますが、まったく眼科に足を運ばない方になると視野の欠損が大きくなるまで症状に気付くことができません。対応が遅れると、いかに症状の進行が遅い緑内障といえども失明にいたる可能性が高くなります。

ですから、症状が激しいということも悪いことばかりではありません。それだけ異変を知らせるシグナルが強いのだと前向きに解釈し、速やかに病院を受診してください。

ちなみに、この急性緑内障を予防することは可能かというと、一般人には難しいです。医師などから予防としてできることがあると言われれば、医師と相談の上で判断するとよいでしょう。

自覚症状の薄い視野狭窄病、診断基準と診断後の注意点!

自分ではまったく異常を感じていないのに、病院で緑内障と診断される。こういうケースが後を絶ちません。「一体緑内障って何?」、「何が基準で緑内障だと言えるの?」と数々の疑問が頭を駆け巡っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

緑内障とは、平たく言うと視野が失われていく眼の病気のことです。白内障と混同されがちですがまったく違う病気であり、若年層の患者もいらっしゃいます。原因は詳しくわかっていない部分もあるものの、眼圧が視神経を圧迫することが一因と言われています。

医者からこのような説明を受けてもなお、まったく自分が緑内障だという自覚が持てない方も多いことでしょう。なぜなら、緑内障は自覚症状が薄いことが特徴の病気だからです。

緑内障が静かに進行していき、視野が失われていたとしても、「見えない異常」は「見える異常」よりもずっと自覚しづらいのです。緑内障という病気の厄介なところは、この自覚症状の乏しさにより、対処が遅れがちだということです。

視覚に関する異常でもっともわかりやすいのは、視力が悪くなることではないでしょうか。これまで見えていたはずの文字がハッキリ見えなくなっていくなどの異常によって、自分の目が変化しているのがわかります。これが「見える異常」です。

これが視野の狭窄となると、なかなかわかりません。これまで見えていた範囲を100とすると、70程度の範囲までしか見えなくなっていたとしても、見えているその70の範囲内については以前とまったく変わらず物を見ることができます。視野が狭まっているからといって、見えている範囲の視力に影響が出るわけではありません。見える範囲自体が静かに狭まっていくことこそが緑内障の症状です。これが「見えない異常」です。

このような特徴を持つ病気ですから、自覚症状に頼った判断では、道を誤る危険性が高いのです。では病院だとどのような基準でこの病気の診断を行っているのでしょうか。

病院では検査を行い、その結果に応じて緑内障の診断が下されます。具体的な基準については素人に判断することの難しいものですが、大まかにいうと視野の範囲と眼圧が重要になります。

経験者の方はご存じと思いますが、病院には視野を調べる専門の検査機器があります。これを使えば自覚しづらい視野についても客観的に調べることができます。この検査を問題なく実施し、その結果視野に欠損が確認されれば、たとえ自覚症状がなかったとしても自分の視野には欠損部分があると理解されたほうがよいでしょう。

そして、あわせて眼圧も調べられます。視野に欠損が見られ、なおかつ眼圧が平均値より高い場合、緑内障の疑いが濃厚ということになるのです。もちろん他にも疑われることがありますので、実際に緑内障との診断が下されるまでには他の検査も必要になります。

さて、もし自覚症状はなくとも、自分が緑内障であるとの診断が下されてしまった場合、何を注意すればよいのでしょうか。

幸いなことに緑内障という病気自体は特定の生活習慣と強い相関関係は確認されていないため、厳しい生活制限を医者から強く指導されることはあまりありません。

ただし、緑内障は原因が解明されきっていない以上、まったく生活習慣と関わりがないとも言い切れないのです。そのため、体によいとはいえない生活習慣、すなわち暴飲暴食や不規則な生活リズムが勧められるとは言いがたいのです。

そういう意味で言うと、緑内障は完治が難しい病気ですから、生活習慣病のような長期的な生活習慣の改善が必要になる病気です。できる範囲で構いませんので、なるべく生活を正していくようにしてください。

愛犬がかかる病気、緑内障!一般的によくあるケースをご紹介!

緑内障という眼の病気をご存じの方も多いでしょう。徐々に視野が失われていく上に、根本的に治療する方法がないという厄介な病気です。しかも人によっては若いうちに発症するケースもあります。症状と医療の現状を考えれば、とても悩ましい病気となることが多いですね。

人間にとっても悩ましい持病であるところの緑内障ですが、実は人間以外の動物においても緑内障となるケースがあります。初めて知った方は驚かれるかもしれませんが、なんと犬も緑内障となるケースがあるのです。

これを知っておいたほうがよいのは、やはり愛犬家の方達でしょう。愛犬が家族同然となっている方にとって、犬の健康状態も人間のそれと同じくらい大事なものになっていますよね。動物と人間は言葉でコミュニケーションをとることができませんから、犬の健康状態については飼い主が注意を払い、異変に敏感になっておくしか方法がありません。最後まで健康に過ごさせてあげたいとお考えの愛犬家は、犬の緑内障についてもある程度の知識をもっておきましょう。

さて、犬が緑内障になるとどうなるのでしょうか。やはり人間と同じく、最後は失明にいたります。緑内障によって視力を失ってしまった飼い犬は確かにおり、潜在的な病例を含めればもっと数多くいるのではないかと言われます。

人間であれば社会で生きていくためには視覚が重要になること、そして言葉が話せることなどから、ある程度の異変があれば自ら病院に行き、そこで緑内障の診断を受け、経過についても詳しく対応することが可能です。

これが犬になると、少し事情が変わります。犬は人間の言葉が話せないため、たとえ目が見えなくなってきていてもそれをうまく訴えることはできないでしょう。さらに言うと、犬は元からそこまで視覚だけに依存して生活する動物ではありません。犬には鋭い嗅覚と聴覚が存在します。これらを活用して生活する比重も小さくないため、仮に完全失明していても、それが明らかな異変として現れない部分もあるのです。

もちろん視覚が失われたことによって多少行動の変化はあるでしょうが、飼い主が注意していなければ見過ごしてしまうくらいの変化でしかない場合もあります。そのため、犬の異変に気付くのが遅れ、動物病院に連れて行ったときにはすでに失明した後だったというケースが非常に多いことが報告されています。

犬と人間が言葉でコミュニケーションを取れない以上、こればかりはある程度やむを得ない部分と言えるでしょう。もし仮に失明にいたる前の緑内障状態で動物病院に連れて行くことができたとしても、今現在の視野がどのような状態にあるのか、人間のように言葉で説明してもらうこともできません。検査を受けさせ、その結果で判断するしかありません。仮に失明前に治療を開始できても、治療の精度には限界があります。

ですので、なるべくペットを病気にさせない生き方をさせることです。

近頃は犬も長生きになり、人間のような病気に苦しむペットも現れてきました。なるべくペットを健康にいさせたいのであれば、できるだけ自然に近い環境で生活させ、あまり人間の食べ物などを大量に食べさせないことです。

そして信頼できる獣医師を見つけたら、定期的に状態を見てもらうのもよいでしょう。病気になってから対応するのではなく、なるべく病気にならないように手を打っておきたいところです。

それでも病気になることはあるでしょうから、ペットの状態にはしっかり注意を払っておいてください。緑内障の失明例で言えば、これまで問題なく動けていた場所で迷っていたり、頻繁に物にぶつかったりしたりするケースで失明が疑われます。